AIは「神社には関係ない話」ではありません

ChatGPTをはじめとする生成AIが急速に普及し、企業だけでなくさまざまな現場で活用が進んでいます。一方、神社界では「言葉は聞くけれど、何ができるのかわからない」「うちの神社に関係あるのだろうか」というお声を多くいただきます。

神社を取り巻く環境は年々厳しさを増しています。担い手不足、兼務社の増加、限られた人数での社務運営。日々の業務に追われ、本来力を注ぐべき祭祀や氏子・崇敬者との関わりに十分な時間を割けない、というお悩みは決して珍しくありません。

とはいえ、伝統文化の担い手である神社が最新のテクノロジーを使うことに、抵抗を感じられる方もいらっしゃると思います。私が目指すのは、神社の本質をAIに置き換えることではありません。祭祀や神明奉仕はこれまでどおり人の手で。AIには事務作業という「裏方」を任せ、神様と氏子・崇敬者に向き合う時間を取り戻す。
それが本研修の考え方です。

このたび石井総合研究所では、こうした考えのもと、神社関係者の皆さまを対象とした「AI活用研修」をご用意いたしました。

AIは神社の業務でこう使える

たとえば、次のような業務はAIの得意分野です。

  • 社報・祭典のご案内・授与品の説明文などの文章作成
  • SNS投稿やホームページ掲載文の下書き
  • ポスター・チラシ用の画像作成
  • 問い合わせ対応や祈祷予約受付などの定型業務の自動化(AIエージェント)

たとえば「文章を考える時間が半分になる」だけでも、社務の負担は大きく変わります。さらに近年注目される「AIエージェント」は、指示を受けて一連の作業を自律的にこなしてくれる技術で、定型業務の自動化に道を開くものです。研修では、こうした最新の動向も神社の現場に引き寄せてご紹介します。

本研修の特徴

講師を務める石井は、横浜市内の神社でご奉仕する現役の神職であり、IT専門の中小企業診断士でもあります。神社の実情とITの両方を知る立場から、一般的なAI講座ではなく「神社の現場で本当に使える」内容に絞ってお伝えします。

専門用語はかみくだいてご説明しますので、パソコンの操作に自信のない方もご安心ください。

また、「入力した内容がAIの学習に使われて、個人情報が漏れるのではないか」というご懸念もよく伺います。研修では、入力データをAIの学習に利用させないための設定方法や、氏子・崇敬者の個人情報を入力しない運用ルールづくりなど、安心してお使いいただくための対策もあわせて具体的にお伝えします。

研修内容(90分)

  1. なぜ今、神社にAIか ― 神社界を取り巻く現状
  2. 生成AIの基礎と、神社業務での活用例
  3. 実演デモ ― その場でAIに社報やSNSの文面を作らせてみます
  4. AIエージェントによる業務効率化の可能性
  5. 導入時の留意点 ― 由緒等の誤った生成、個人情報・氏子情報の取り扱い、「神社らしさ」を守る使い方
  6. ワーク ― 実際にAIを触ってみる
  7. 質疑応答

※内容はご要望に応じて調整可能です。神社庁・支部・青年会等の研修会にもぜひご活用ください。

ご準備いただくもの

ワーク(実習)にご参加いただく場合は、生成AIを操作できるパソコンをご用意ください(Windows推奨)。目安となるスペックは次のとおりです。

  • 最小スペック:Windows 10以降/メモリ4GB/最新版のブラウザ(Microsoft Edge、Google Chrome等)が動作すること
  • 推奨スペック:Windows 11/メモリ8GB以上/インターネットに安定して接続できること

生成AIはインターネット上のサービスを利用するため、高性能なパソコンは必要ありません。ここ数年のうちに購入されたパソコンであれば、ほとんどの場合そのままお使いいただけます。

なお、パソコンは必須ではありません。お持ちでない場合は、ワークなし(聴講のみ)の形でご参加いただけます。

開催要項

  • 時間:90分
  • 受講料:50,000円(税別)/1回 ※集合研修のため、何名様でご参加いただいても一律です。交通費は別途申し受けます
  • 形式:対面またはオンライン(Zoom等)
  • 対象:神職・総代・職員など、神社運営に関わる皆さま

お申込み・お問い合わせ

お問い合わせフォームよりお気軽にご連絡ください。日程・内容のご相談だけでも歓迎いたします。

伝統を守るためにこそ、新しい道具を上手に使う。その第一歩を、本研修がお手伝いします。